愛について。
びゅんびゅん雨の夜です。
雨はすき。
ばしゃばしゃ。ちゃぷん。ぴちゃぴちゃ。ちゃぷん。
雨の匂いが好き。
でも、バケツをひっくり返したように、長く降り続いちゃうとさすがに滅入っちゃうけど。
でも、あのあまりにも悲しげな空の色は、切なくなるけど。
空だって、泣きたい日あるよ。
わたしだって、あなただって、みんな、泣きたい日あるもんね。
泣きたいときは、泣いていいんだよ。
今日のお空のように。
雨の匂いが、わたしはすき。
今日はこどもの笑顔にいっぱい触れました。
しあわせをもらえるよね。
こどもって、無条件で愛な気がする。
かわいい。ぴかぴかしてる。顔も、肌も、心も、そして笑顔も。
無邪気で純粋。
ちょっとあまのじゃくで、無防備で、脆い。
最近、愛について考えてたの。
愛。愛について。
わたしはずっと、欲しいっ欲しいっ!ちょーだい、もっとちょーだい。
わたしに与えて、与え続けて、足りない、もっとたくさん与えて。
ってずーとおもってたなあって。
でも愛って。
やっぱり与えたい。
いっぱいいっぱい、いろんなひとに、あげたい。
だって、もうすでにそこらじゅうに愛は溢れてる訳で。
こどもの笑顔だけで、それはもう愛。
無条件の愛。
わたしの笑顔も、わたしのきもちも、あなたへ無条件の愛になっていたらいいな。
愛。
今も、わたしだって欲しい欲しい〜ちょーだいもっとちょうだい!って思ってるのだけどね、
でも、今はそれと同じくらい、あげたい。
あなたに、みんなに、あげられたらいいな。
与えられる女から、与えていける女、目指します。
movie talk☆
「Kramer vs. Kramer」
ダスティン・ホォフマンは確か、二本目。「The Graduate」で、若かりし彼を見て以来。
そして、若い頃のメリル・ストリープ。
まず、なんてったってこの子役の子が、子供らしくて(当たり前だけど)恐ろしいほどの愛らしさがたまらなく愛しい。
こどもにとっての親、こどもにとっての母親、そしてこどもにとっての父親。
また、反対に、母親にとってのこども、父親にとってのこども。
みんなそれぞれ、深くて太い、意味があってつながりがあって、信頼があって愛がある。
形が違ったり、示し方が違ったり。
父親の愛を知った作品でした。
うん、愛おしい、親子のおはなし。
「Colombiana」
かっこいい!ゾーイ・サルダナがしびれるほど、かっこいい。
あまりにも酷な幼少期から、強くならざるを得なかった、心に決して消すことのできぬ深い傷を覆った少女が、大人になって復讐を。
人間ドラマのあるアクションはひどく引き込まれる。
そして、鉄のような女になったはずの彼女にも、人間味をおびた感情があって、孤独やさみしさを感じて、愛やぬくもりを求めてしまう弱さをみたときに、苦しくなる。
人間は、強くて脆いもの。
強いくせに脆くて、
脆いくせに強くて、
そんな彼女の葛藤と心と強い思い。
人を殺す、にしても、そこへの深い意味を知ったとき、殺さざるを得ない理由を理解したとき、殺し屋の彼女を愛してしまう。
唯一の家族が殺されてしまったのを知るシーンでの彼女は見てられないほど苦しい。
でも、その彼女の演技は真実で美しい。
わたしもやりたいな、と思わせてくれる芝居だった。
あなたのあしたも愛で溢れていますように
always love you
xoxo
梨瑳子