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感動したい動物たち

気がつけば、もう7月も終わりだよー

って、言ってます。

はい、梨瑳子です。

夏も折り返しということで、わたしの夏の前半について。

7月にすとん、と腑に落ちて気がついたこと。

欲しいものが欲しい分だけ、いつもそこにある

願っていることが願っている分だけ、いつでも叶っている

望んでいることが望んでいる分だけ、ちゃんと目の前にある

今必要としているものは今必要としている分だけ、ちゃんとやってくる、もしくは、自分から掴みに行っている

これが、がしゃんとかっちり理解できた、と昨日の夜帰りの電車の中でビビビっとはまった。

ああ、わたしがいま出会いたかったのは、この感覚だったのかもしれない、と。

ひとつは、プロ意識。

もうひとつは、ラフさ軽やかさ気楽さ。

そして、その両方の中にある”厳しさと楽しさ”というものをすこし俯瞰的に、

目で見て肌で感じて味わって観察して知って動いて実感するということ。

いろんな人に出会って、いろんな瞬間に触れて、いろんな経験をして、いろんな所に出向くのは本当にすてきなことだとおもう。

恐れずに、たくましく。

それが、仕事であると、また違った発見がある。

旅はほんとそれそのものなんだけど、仕事となると、また見える景色も感じ方も考えることもスピードも全然違う。

7月の一ヶ月間限定で、新しい職場でお仕事をさせてもらった。

飲食店という畑は違っても、人に感動を届ける仕事であることには変わりなく、

最後、チーフからこんな言葉を聞いた。

「映画を見るのが好きなんですよ、映画を見て感動するのが。

人に感動を届ける仕事だから、自分が感動してないとね、だからよく映画を見て、感動したいんです。」

その言葉を聞いたわたしが感動していた。

もしかしたら、きっとほんのすこしだけ忘れていたのだ、わたしはその根本的なことを。

オーディションが受からないだとか、目先のことにとらわれて。

旅に出ていたのも、わたしが感動したかったのだ。

感動が欲しかったのだ。

それにわたし自身が気が付いていなかった。

もやもやぐるぐる小さなところで自分のしっぽを追いかけて回り続けていたかのように。

無意識だった、きっと本能的なところで感動したい欲に突き動かされて、わたしは旅に出ていたのだ。

なんだかなあ。

人間て。

不器用なんだよなあ。

(あれ?人間じゃなくてわたしが?笑)

相変わらず、寄り道してみたり遠回りしてみたり時間をかけたりつまみ食いしたりしながら、でも、

それでも懸命に生きています。

「いま目の前にあることをがんばれないやつは、なにをやったってがんばれない。」

これがわたしがいま心に留めている格言。

ゆっくりでもいい、焦らなくてもいい、でも着実に腐らずに何かしらコツコツと続けて歩を進めていく。

いま、目の前にあることに自分なりに真摯に向き合って、なによりも楽しみながら。

ある演出家さんに言われた言葉をふたたび思い出す。

"Take it easy."

わたしが、やろうとしてもなかなかできなかったこと。

頭では理解していても、心と体では全く意味を理解できていなくて、もがいていたこと。

今年が終わる前に、この"Take it easy."を自分のものにしたい。

あと2.3ヶ月くらいで、出来る気がしている。

わたしの名刺をもらってくれた方は、見たことあるかもしれないですが、

こんな言葉を裏面に載せています。

"Keep smiling, because life is a beautiful thing and there's so much to smile about."

マリリン・モンローのQuotesなのですが、

チーフにこんなことを言われたのです。

「ああ、だからいつも笑っているのですね。」

そうか?え?そうなんだ、わたし、いつも笑ってるんだ、ん?そうなのか?

そんな風に思われてたんだ、そうやってわたし見えているのか、

というか、きちんと自分の書いてあることを自分で実行していたんだ。すごい!感動!

と、いろんな感情が押し寄せてきて、内心ものすごい衝撃で、そのあとなぜだか少し気恥ずかしくなりました。

それは、思い出して結びつき、はっとしたから。

かれこれ4年近くお世話になっている、演出家さんによく言われていたこと。

「りさこは、笑っちゃうんだよな~、そうやって。」

以下、私のサブテキストだけど、

~きっと、そうやって笑って隠そうとしちゃうんだよな、相手に安心を与えようとして、平和をそこに産もうとしちゃうんだよな、本来の自分の根っこには決して触れようとせずに。~

みたいな、ニュアンスが込められている、はず。

(勝手にすみません)

そういえば、劇場の舞台の方にも、「なんで俺の顔見るたび笑うんだよ~」といわれたことがあったっけ?

アメリカに住んで、知らない人でもすれ違うとアイコンタクトをして微笑み合うのがとてもすてきだなあ~と思って、わたしもその習慣が身についている、ということは確実にある。

でも、日本にいる今、もしかしたらわたしにとって、微笑む、ということは、時に"防御"になっている部分があるのかもしれない。

ん〜〜悩ましい。

もしかしたら、笑いの種類かもしれないし、笑うタイミングかもしれないし、そのときの状況とか心境が影響してるのかもしれない。

捉え方も人それぞれだし、ね。

誰もそんな深く考えてないことも確かだし。

あ!

この、「人それぞれ」もいま、わたしの中ですごく大きな場所を占めていることば。

「人それぞれ!」

いい!名言!

話が逸れましたが、

そもそも笑うことが好きだし、

笑ってる自分も好きだし、

笑うことは健やかで素敵なことだし、

わたしが信じているマリリンのQuotesは揺るぎない真実だし、、、

さてはてこれは。

矛盾が生じております。

りさこ、混乱しております。

うむ、どうしたものでしょうかね。

あ!また笑ってる!

BIG SMILE☺︎

Huge thanks!

Enjoy summer!

xoxo

risako on the road this morning


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