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スリランカとミャンマーを比べてみた!

みなさま、いかがお過ごしですか。

夏至でパワーチャージしましたか?

もう、今年一年も半分ですね。折り返し、ふむふむ。(←考え深いというジェスチャーをしながら)

どーも、どーもどーも、梨瑳子です。

今回は、旅の記録から、前回行ったミャンマーとの比較を記事にしてみようかと。

国そのものについて、思ったこと。

☆スリランカな記録~その5~☆ミャンマーと比べてみた編!

スリランカは日本と同じで島国。

スリランカ、という国名は輝く島、という意味。

インドがマンゴーを落としてしまった、みたいな形の国、と言われたりしてる。

だいたい北海道くらいの大きさ。

インドが治安を心配される中、すぐ近くなのに、スリランカはめちゃめちゃ治安がいいのです。

前回の記事でも書いたけど、現地の人たちが平気で後ろぽっけにお財布を入れてたり、

荷物も置きっぱなしだったり、ホームレスも少なくて、物乞いもさほど多くない。

ひとりで夜歩いてても全然平気だし、なんせとにかく人がやさしい。

お店やトゥクトゥクも、明らかに怪しい人を避けて、ちゃんとはっきり意思を伝えて、交渉すれば、ぼったくられたりだまされたりってことも恐らくないだろう。

ミャンマーも治安に関して言うと、すこぶるよい。

おなじく、夜も一人で歩いてても問題ないし、人は親切。

みんな英語が堪能だし、もちろんタクシーは交渉すれば、すんなり値段を下げてくれる。

物乞いについていえば、ミャンマーの子供たちに感動した。

ミャンマーの観光地では、子供たちが寄ってきては、必ず、何かを売ってお金を得ようとする。

ポストカードとか、自分で描いた絵とか、お花とか。

なかには、

「ぼくは世界のお金を集めているんだ!」

といって、いろんな国のお金を見せてくれて、だから日本のお金をちょーだい!

と、いってくる兄弟まで。

なんて賢いんだろう。

小学生くらいなのに、英語もぺらぺーらで、瞳もまっすぐで聡明。

残念ながらお札はあげられず、硬貨をあげたのだけど。

スリランカは、日本とおんなじで、やはり島国特有のゆるやかさがある気がした。

けっこうみんなぼんやりさんだし、危機感もそこまでなさそうだ。

島国の為、目に見える競争社会でもないので、向上心むきだしの先駆者というよりも、のんびり穏やかな平和主義者といったかんじ。

きっと貧富の差がそこまではげしくあるわけではなく、生活水準が平均的なのかな、と思った。

地域によって違ったりするのかな?

(実際に調べたわけではないので、確かではないけど、他のアジアよりももしかしたら。)

人々の中に、豊かさが、ある。

みんな現状に豊かさを見出して、幸せを感じている、というかんじ。

海沿いの、今にも壊れちゃいそうなあばら家の前で、サッカーをするあんちゃんたちも、トランプをする少年たちも、洗濯物を干しているお母さんも、煙草をふかしたおなかのでているおじいちゃんも、みんななんだか楽しそうで、わたしが窓から顔を出してみていると、列車に向かって笑顔で手を振る。

電車でとなりあった、日本に行って、日本の法律を学びたいから、アレンジしてくれ、とぐいぐい系の弁護士だというスリランカ人の胡散臭いおっちゃまは、割れた列車の窓ガラスを指さして、

”This is Sri Lanka.”

と、何食わぬ顔で言った。

わたしはおもわず噴き出してしまった。

スリランカとミャンマーの、アグレッシブさについて顕著にわかる、まずひとつめが、タクシーだ。

空港やバスターミナルなどのタクシー乗客拾い合戦のような場所で、ミャンマーでは

"Hello, taxi!"

が鳴りやまなかった。右からも左からも、斜めからも割り込んできて、ハロー!タクシー!

耳にたこができるほど聞いていた、この"Hello,taxi!" を、大学生の女の子とわたしは、

名付けて、

ミャンマーのハローワークならぬハロータクシーだ!

と言って笑った。

ところが、スリランカでは。

まず、

How are you? How are you doing?

Where are you going?

と、挨拶がてら人懐っこく話しかけてくる。

タクシー乗らないよーと断ると、そっかーとすーっといなくなるパターンが多く、

ミャンマーのように、絶対この客をつかんでやる、というアグレッシブさはそこまで感じられない。

ミャンマーは民主化して5年足らずで、急成長を遂げ、大きなビルが建ち並び、都会的に発達している。

これは、本当にすごいことなんだろう。

ミャンマー人の意地と意欲と、活力と向上心と。

ミャンマー人は本当にタフである。

とくに女の子が。田舎に行けばいくほど、女の子が働き、さらには、都会に出稼ぎにでてくる文化がいまだ抜けていないのだという。

若い男の子はひょろひょろと細身の子が多いが、女の子はがっしりとお尻が大きめだったりして、体格にも表れているそうだ。

ミャンマーのタフさで驚くであろう信号の渡り方も、遠慮なんてした方が負け、という考え方。

「私、いま渡りたいんだから、わたしが渡ってるんだから!」

と、堂々と胸を張って、ぐんぐんと行き、歩行者が車を止める勢いで渡る。

そうしないと、信号関係なく車も止まらないので、いつまでたっても渡れないのだ。笑

だから、遠慮したら負け。

そして、アグレッシブさのバロメーターふたつめが、野犬。

わたしはミャンマーで経験していたので、スリランカでは最初だいぶビビっていた。

初日に朝日をみに山に登った時、逃げようのない岩山で犬に遭遇し、わたしは内心ちぢみあがるようにビビっていた。

しかし、スリランカの犬はとても華奢で、目もたれてやさしげで、人に向かって吠えたてたりせず、むしろ甘えてるかのようにキャンキャンと鳴き、くんくんと匂いを嗅いでくっついてくるだけで、なんももらえないな、と思ったら、ぷいっといなくなる。

え?!犬まで謙虚!笑

ミャンマーでは、まず、着いたその日に、ミャンマー在住の友達に野犬について警告された。

野犬に出会ってしまった時の対処法を。

①大きな声をだしたり、大きな音を出す。

②足踏みをして、脅す。

②地面にある石を拾い上げるように、手を振りかざして、投げる真似をする。

まず、このみっつを言い渡されて、しかも、夜には野犬用の警備員がこん棒を持って立ってるから、

大きな声で助けを求めれば、いい。

と。(えー。うそーん。)

実際、夜中に街を歩くときは、バイオハザードしに行こう!といって、どきどきしながら、みんなで街を歩いた。

車のボンネットの上から、睨みつけるようにみつめるボス犬や、

道の真ん中に陣取って、俺の縄張りに入るなと言わんばかりのオーラを出しているゾンビ犬が、

いたるところにいて、喚問を突破していくかのように歩かなくちゃいけないので、

我々は深夜、街にでることをバイオハザードしに行く!と言っていた。

ミャンマー人も普通に噛まれるのが日常らしく、しかも、噛まれたら仕返しをしに、石やブロックや木の棒を振りかざして犬を追っかけまわしたりしているらしい。

いやはや、ミャンマー人、むちゃくちゃタフ!!!

と、後半、ミャンマー人がいかに、タフでアグレッシブかということに、

主にフォーカスしてしまいましたが、

どちらも治安がいいので女子一人旅もしやすく、人がやさしくて、本当に本当にいいところです!

わたしのおすすめ!どっちもオススメー!

(って、オイ!なんちゅー雑なまとめ方やねん!笑)

でも、これはほんとで、本当にどっちももう一回行きたい。

それぞれの良さがあって、それぞれの面白さがある。

そう思うと、いつも、日本ってどうなんだろうっておもう。

きっと、わたし、日本にはじめてきたら、感動するんだろうな、日本のすごさに、と、いつも海外にいると思う。

日本に生れて、日本人であるから、日本を新鮮に感じることはなかなかできないけれど、

「日本に行ってみたい」

と、いつも思う。

日本に来ている外国人は、なにを感じて、なにに驚き、なにがおもしろいって思うんだろうって、真剣に考える。

いいなー日本。笑

いつか、わたしも日本に行ってみたい。

Life is journey.

See the world.

See yourself.

Love

xoxo

risako

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